遺跡

エヴォラのサンタ・クララ（Santa Clara）修道院
サンタ・クララ修道院は、1452年にエヴォラの司教、ドン・ヴァスコ・ペルディガォン（D. Vasco Perdigão）によって設立されました。

この修道院には、聖フランシス修道会の宗規に従って、カスティーリャ王国（Castille）のエンリケ4世（Henrique IV）の娘でポルトガル王ドン・アフォンソ5世（D. Afonso V）のフィアンセ、ドナ・ジョアナ王女（Princess D. Joana）も暮らしていました。また、教会のヴォールト天井に描かれているバロック以前およびバロック初期の壁画も、この修道院の重要な特徴の1つとなっています。

教会には、現在、改築工事のため閉館しているエヴォラ美術館の中核的な収蔵品が、一時的に保管されています。