Moita
Moita
場所
モイタ モイタ(Moita)は、テージョ川(Rio Tejo)の南岸、リスボン(Lisboa)とセトゥーバル(Setúbal)の近くにある昔ながらの漁村です。やがて貴族たちが行楽地として足繁くこの地を訪れるようになり、16世紀には、当時リスボンを席巻したペストの脅威を逃れるための避難所ともなりました。
かつてテージョ川の渡しに使われていたファルア(faluas)(テージョ川の平底船)やヴァリーノ(varinos)(細長く幅の狭い船)のようなこの地方独特の船は、現在は観光ツアーに用いられています。
闘牛はモイタの歴史において長く続く伝統行事です。ノッサ・セニョーラ・ダ・ボア・ヴィアージェン[Nossa Senhora da Boa Viagem]教会の祭儀とノッサ・セニョーラ・ド・ロザリオ[Festa da Senhora do Rosário]教会の祭礼は、この地の最も重要なイベントの一つです。