リスボンとその周辺地方


彼女がポルトガルを訪れたのは初めてだったので、ポルトガルの文化を学んだり新しい風景を描くことにとても積極的でした。ポルトガルスケッチツアーは国のことを知るにはぴったりの機会でした。ポルトガルについて知っていたことは、1755年の地震の後のリスボンの復興、慈善家で美術品収集家であるカルースト・グルベンキアン [Calouste Gulbenkian]、そして有名な伝統的ポルトガル音楽であり、人類の無形文化遺産としても分類されているファドでした。

海はポルトガルへ辿り着く自然の道で、この探検者たちの国の歴史について深く知るためにふさわしい出発点です。大西洋経由で西に向かう場合でも、地中海から南に向かう場合でも、世界中の船がこの地にドック入りします。また、マディラ諸島とアソーレス諸島にも寄港します。ポルトガルは長い歴史と数百年を経た文化を持つ国です。そして、ヨーロッパとアメリカ大陸が交差するこの場所で、あなたをお迎えします。

ルイス・フラスコにとってポルトガルスケッチツアーはポルトガルの持つ特別さ、ユニークさ、本物の価値を伝える素晴らしい機会となりました。ポルトガルを紹介したり、外国のスケッチャーを迎えたりを楽しんでいました。また、こうした組み合わせは、他のスケッチの技術を共有したり、知ることへの興味関心や、新たな場所を訪れるといったスケッチャーコミュニティの精神とぴったりと調和していたのです。

イワシのグリルからパステイス・デ・ベレン (pastéis de Belém) (カスタード・タルト) まで、リスボンの食べ物は、その都市と地域同様に魅力的です。イ ワシのグリルはポルトガル全土で一般的なメニューです。しかし、リスボンでは6月の人気の聖人フェスティバルの間特に伝統的な料理となります。それらは一 般的なレストランやビーチ・テラスでは必ず出される料理です。夏は特に、グリルした胡椒や香辛料と、素晴しいポルトガルのオリーブオイルが添えられます。