場所

サルドアル
考古学的な遺跡として発見された跡からも明らかなように、この地域には先史時代から人が居住していました。サルドアル（Sardoal）のことが記された最古の文書は1313年にさかのぼるものであり、国王ディニス1世（D. Dinis I）の妃であった聖王妃イザベル（Rainha Santa Isabel）の手で書かれた手紙に登場します。この手紙は、現在は市立図書館に保存されています

丘の頂にある村は絵に描いたように美しく、白壁の家々には花が咲きこぼれ、川の丸石が敷かれた古い通りが続いています。

村にいくつかある教会や礼拝堂は、聖週間祭の期間中、花々の絨毯で飾られます。なかでも注目すべきは16世紀の教区教会（Igreja Matriz）です。教会内部には、この地で生まれ、それゆえ「サルドアルの巨匠」（Mestre do Sardoal）として知られるルネッサンスの大画家の傑作の数々が収められています。