アソーレス諸島
アソーレス諸島は、この群島に見つかる1766の火山から生まれました。火山のうち9つは今なお活動中です。アソーレス・ジオパーク (Geoparque dos Açores) はその自然の豊かさから生まれ、ジオパークのヨーロッパおよびグローバル・ネットワークの一部になっています。その目的は、この群島の地質学的遺産を促進、保護することにあります。アソーレス・ジオパークは世界的にもユニークな存在です。
大西洋の真ん中に位置するアソーレス諸島は、自然が純粋な状態で見られる9つの島からなる列島で、世界の最大のクジラの聖域のひとつです。アソーレス諸島の海には24種類以上のクジラ目の生物が生息しています。定住している種と移動する種には、一般的なものも珍しいものもあります。マイルカやバンドウイルカなどの定住コミュニティもあり、彼等と泳ぐこともできます。また、アソーレス諸島を回遊ルートとして使用するクジラがいます。
あなたが静かな散策を好む方でも、アドレナリン放出大好き人間でも、アソーレス諸島には60kmを超える小道があり、安全に歩くためのすべての条件が揃っています。思い切って出発し、自然に完全に溶け込んでいる小道の間のユニークな風景を見つけましょう。アソーレス諸島の小道はアソーレス地方政府により分類された歩道網で、利用者が安全かつ静かに歩けることが保証されています。
15世紀の探検家たちに3番目に発見されたアソーレス諸島の島であるアングラ・ド・エロイズモは、列島に確立した初の都市であり、大西洋に戦略的に置かれた街です。 アングラは貿易の中心地としてその重要性を増し、ヨーロッパ、アメリカ大陸、インド間を航海する船の寄港地として利用されました。他の島からの様々な品物を降ろす港であり、主要な目的地の一つでもありました。ラジェス国際空港のおかげでそれは今も変わっていません。