リスボンとその周辺地方
リスボン (Lisboa) はポルトガルの首都で、さまざまな味覚とセンスにアピールするさまざまな顔をもつ地域の中心地です。
時間をかけて多くの多彩な遠方の地の文化に影響を受けてきたこの都市には、それぞれ歴史ある近隣地区に村の雰囲気がいまだに残っています。コメルシオ広場 (Praça do Comércio) でタグス (Tejo) 川に面しているバイシャ (Baixa) 地区のポンバリンの碁盤目状の道を散策しましょう。それから、川を辿って市内で最も美しい場所のいくつかを見つけください。世界遺産のモニュメントがあるベレン (Belém) のモニュメント地区、中世時代の界隈、そして国際公園などの最も近代的なレジャー施設があります。
Photo: Praça do Comércio, Lisboa © Arq. Turismo de Portugal
川の河口まで進むと、なぜリスボンが広大なリゾートの中心であると私達が言っているのかお分かりいただけるでしょう。海岸沿いの道路には、ビーチと、20世紀初頭からヴィラとホテルがマリーナ、テラス、素晴しいゴルフコースと結びついているビーチ・リゾートがあります。海岸沿いをさらに進むと、世界的に有名なサーフィン・ビーチに出ます。それだけでなく、世界遺産都市であるシントラの文化的風景に点在する宮殿にも目が留まるでしょう。
多種多様な風景と遺産は、この首都の北部であろうと南部であろうと、常に近い場所にあります。あらゆる趣向のビーチや自然公園、文化的ルート、宿泊地があり、ポルトガルの観光でリスボン地区を外すのは簡単ではありません。
ファドはポルトガル人とは何たるかを表現するもう1つの文化で、これも世界遺産に登録されています。ファドはファド・ハウスか、伝統的な近隣地区で夜に聴くことができます。しかし、賑わうバーやナイトクラブにも出かけて、別のタイプの音楽にも触れてみましょう。レゲエからアフリカ音楽、ニューウェイブ、インディ、テクノポップまで、多種多様なサウンドと環境が揃っています。しかしそのいずれも、夜通し飲み踊り明かすいい訳として十分価値があるのです。