芸術と文化


ポルトガルのどこにいても、見逃せないものがあります!タイルはあらゆる時代の様式や言語を旅してどんな歩道も埋め尽くし、あるいは色で飾り立てます。Al-zuleiqueはポルトガル語のazulejo (タイル) の語源となったアラブ語で、中世時代のムスリム人により「小さく、滑らかな石」という意味で使われていました。床や壁を装飾するためにタイルを使う彼等の手法は、ポルトガルの国王に気に入られ、その結果、15世紀以降の建築において最高のステータスを勝ち取りました。

街を訪れるときは、昔ながらの商店を探してみてください。地域ごとの物語やそこで暮らし働いている人達の物語を聞けばきっと驚くことでしょう。 歴史的、文化的、社会的な関心から、古いものも新しいものも、商店は街のアイデンティティを形作るものであり、地域の日常生活を構成しています。ひとりひとりに合わせた信頼できるサービスを受けることができ、訪れる人すべてがリラックスできる場所となっています。多くの場所には長い歴史があり、建造物、家具、装飾から見て取ることができます。

ショール、ギター、声、そしてあふれる思い。ポルトガルのシンボルとして認められているこのシンプルなイメージは、ポルトガルの世界の音楽であるファドを表現することができます。その本質において、それは感情、失恋、去った誰かへの憧れ、日常生活と征服を歌います。結局のところ、人生の一致と不一致はインスピレーションの永遠のテーマです。

ポルトガルを縦断する国道2号線に沿って、ポルトガルの内陸を旅してみませんか。スペインとの国境付近に位置する北部のシャーヴェス[Chaves]から大西洋沿岸部、アルガルヴェ[Algarve]のファーロ[Faro]まで、739 kmも続くポルトガルで最長のこの道には、伝えるべき歴史が数多く存在します。ポルトガルの文化や風景のあらゆる真実を見て回るには、最高の旅行プランです。