芸術と文化
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トマール (Tomar)、テンプル騎士団の街
かつてテンプル騎士団の本拠地であったトマール (Tomar) は、美術と文化の豊かさから生まれる素晴しい魅力を持つ街です。その魅力が最も強く表れているのが、ポルトガルのルネッサンスの主要作品の1つであるキリスト修道院 (Convento de Cristo) です。 この街を観光する理由が何であれ、テンプル城に登ることと、このキリスト修道院という不朽の名作を発見することは外せません。この修道院で最も古い部分はシャロラ (Charola) (円堂) です。
ポルトガルのスロー・トラベル
行こう、さすらおう、見知らぬ街に迷い込もうポルトガルは年中魅力あふれるデスティネーションです。でも真にポルトガルの魂に触れたいなら、旅のスピードを緩め、田舎の隠れた宝物やあまり知られていない地域の探訪に時間を割くことは欠かせないでしょう。
世界遺産 (ユネスコ) のピコ島のブドウ園文化の風景
玄武岩の上に育つワインを試飲してみませんか?そのような条件でかくも美味しい果汁が生まれるとは奇妙に思えますが、遠い昔、このワインが直接ロシア皇帝の食卓へ運ばれたことは紛れもない事実です。ピコ (Pico) 島でのワイン栽培は、この島に最初に人が移住してきた15世紀後半に始まりました。
歴史ルート リーニャ・デ・トーレス
200年以上の歴史を持つ、トーレス・ヴェドラス線はナポレオン戦争当時19世紀初頭のポルトガルの主権国家体制形成への闘争の象徴です。トーレス・ヴェドラス地域は、王国の首都の領有を試みたナポレオン率いるフランス軍の侵入に対する防衛線として大きな役割を果たしました。ポルトガルと同盟していたイギリス軍を率いていた初代ウェリントン公爵によって1809年に極秘で建設されたこの要塞はヨーロッパで最も効果的な防御システムの一つとして知られています。