自然


ポルトガルは領土は比較的小さいですが、様々な生息地が集結していることもあり、ヨーロッパでも有数のバードウォッチングに適した国として知られています。 この豊かさと豊富さは種の多様性を見事に引き込んでいます。常に330種もの鳥が存在し、なかにはイベリア半島に固有の種も含まれています。 小旅行として、河口や湿地帯から大草原のような場所や急な川の流域へ、もしくはコルクガやオーク材の植林地から海岸へと車で巡るのもお勧めです。

マデイラの最大の観光の魅力のひとつは、その豊富で多様性に溢れた植物です。熱帯と地中海の植物の融合は、植物のパッチワークのようです。緑がさまざまな形や大きさで豊かに広がっています。マデイラ自然公園は、世界でも珍しいほどのその広大な自然の遺産を保護する目的で1982年に作られました。この公園は生物保護区として分類されています。その中には、独特の種類の植物や動物が生息しています。

アソーレス諸島は、この群島に見つかる1766の火山から生まれました。火山のうち9つは今なお活動中です。アソーレス・ジオパーク (Geoparque dos Açores) はその自然の豊かさから生まれ、ジオパークのヨーロッパおよびグローバル・ネットワークの一部になっています。その目的は、この群島の地質学的遺産を促進、保護することにあります。アソーレス・ジオパークは世界的にもユニークな存在です。

ポルトガルを一気に横断し、アレンテージョ (Alentejo) 北部に入ると、そこには 親切な人々が暮らし、広大な地平線が見渡せるサン・マメーデ自然公園 (Parque Natural de São Mamede) があります。ここが初めての方は、車を使ってポルタレグレ (Portalegre) 、 マルヴァオン (Marvão) 、 カステロ・デ・ヴィデ (Castelo de Vide) の3ヶ所をぜひ訪れてください。