Monumento Natural Regional do Algar do Carvão

洞窟

モヌメントス・ナチュラル・レジオナル・ド・アルガール・ド・カルヴァン／アルガール・ド・カルヴァン地域自然遺産

アルガール（洞窟）・ド・カルヴァン（Algar do Carvão）は、テルセイラ（Terceira）島中央部の標高約550メートルの地点にあります。
アルガール・ド・カルヴァン一帯（約40.5ヘクタール）は以前、地質保護区の一部でした。その火山活動の特異性と環境面から見た重要性により、最近になって「地域自然遺産」に指定されました。

洞窟の入口（17 m x 27 m）を入ると、深さ45 mの縦穴になっています。引力作用による堆積物によって形成されたスロープが続き、さらに別の縦穴があり、その先には透明な水をたたえた湖があります。地下約80メートルにあるこの湖は、雨水を水源としており、水深は最高約15メートルに達しますが、雨の少ない年の夏にはほぼ完全に干上がります。

アルガール・ド・カルヴァンを特徴づける水と地質システムの力で生じる複雑な地質学的・生化学的現象により、この洞窟では、長い年月に、華麗で稀少なアモルファスシリカの鍾乳石と石筍が形成されてました。これらの鍾乳石や石筍は、アソーレス（Açores）諸島のさまざまな火山性洞窟の中でも、最も美しいもののひとつです。

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Ilha Terceira