Convento de Santa Iria
Convento de Santa Iria
遺跡
サンタ・イリア修道院 サンタ・イリア修道院(Convento de Santa Iria)は、16世紀、城の建造に先立つ、大変古い建物跡に建設されました。ナバオン川(Rio Nabão)のほとりのこの場所は、ブリタルド(Britaldo)の命で斬首された聖イリア(Santa Iria)の殉教があったところです。川に投げ込まれた遺骸はサンタレン(Santarém)に流れつき、伝説によれば、テージョ川の水が分かれ、その棺をあらわにしたと言われています。川の中央には、この奇跡があった場所を示す碑がたっています。 キリスト修道院(Convento de Cristo)の拡張工事と時代を同じくするこの修道院は、北面ファサードにルネサンス様式の正門を構えています。こじんまりとした内部でひときわ目をひくのが、ヴァレスの礼拝堂(Capela dos Valles)にある有名な石灰岩の飾り壁で、ジョアン・デ・ルアン(João de Ruão)によるものです。外観は、聖イリアの像がある壁龕の下に石がひとつあり、雄牛のレリーフがほどこされています。秘教主義者のなかには、ここに象徴的な意味をみるものもいます。というのも、この雄牛の視線をたどった北の方角にはテンプル騎士団の城があり、さらにアーサー王や聖杯、円卓の騎士の物語とゆかりの、アルクトゥールスの輝く星座が見えるからです。
問い合わせ先
住所:
Rua Marquês de Pombal
Tomar
Tomar
电话:
+351 249 322 601
身体障害者専用駐車スペース
教会のみ見学可能です。エントランスに急階段があり、車椅子の方には困難です。また、介助なしで移動できるのはグランドフロアのみとなっています。内部は広いので動き回ることはできますが、あちこちに障害物があります。オーディオガイドのサポートあり。