遺跡

コルプス・クリスティ修道院（Mosteiro Corpus Christi）
この修道院は、もともと14世紀に川沿いに建造されていました。しかし、頻繁にドウロ川の洪水に見舞われたことから、17世紀になってドミニコ会の修道女が移築を決断し、現在の建物が建てられました。その後、この修道会が1834年に弾圧されるようになるまでの間に、この修道院では度々大規模な改築が行われています。

教会部分は、ドン・ジョアン5世（Dom João V）の治世に建てられたバロック様式の建物で、多角形の形状をしています。聖歌隊席の天井は、鏡板で豪華に飾られています。

また、教会内には、アルジュバロッタの戦い（1385年）の際に、ポルトガル軍の左翼、アラ・ドス・ナモラドス（Ala dos Namorados）の旗手として活躍した、アルヴァロ・デ・セルナーチェ（Álvaro de Cernache）の墓が納められています。