美術館と宮殿

ソット・マイオール宮（Palácio Sotto Maior）
ジョアキン・ソット・マイオールによって20世紀始めに建てられたこのフランス風の建物は、内装が素晴らしく、金属と木材としっくいを併用した手法のよさをあらためて感じさせます。

各部屋には、クリスタルとブロンズのシャンデリア、時計、燭台、彫刻に加え、ドルディオ・ゴメス、ジョアキン・ロペス、アントニオ・ラマーリョといった有名な芸術家たちの手による磁器や絵画があり、うっとりするような空間をつくりだしています。一部の家具、ステンドグラスの窓、豪華な館を取り囲む庭園も見逃せません。

この優れた文化スポットでは、美術館というだけでなく、さまざまな展覧会、コンサート、「宮殿で開く詩会」、ファッションショー、講演会、集会、会議なども行われています。