Casa Fernando Pessoa
美術館と宮殿
フェルナンド・ペソア博物館(Casa-Museu Fernando Pessoa) リスボン(Lisboa)市議会は、詩人のフェルナンド・ペソアが晩年を過ごした家を利用して、1993年にフェルナンド・ペソア博物館を設立しました。フェルナンド・ペソアは世界でも最も偉大な詩人のひとりに数えられています。 この博物館は、この家を真の「詩の殿堂」にすることによって、ペソア作品の研究を支援し、芸術的な創作活動を促進することを目的としています。ここでは、フェルナンド・ペソアが使っていた眼鏡、ペソアの詩集「メッセージ(Mensagem)」の初版本、1930年代のポルトガル文化における重要人物であったアントニオ・フェーロにペソアが送った手書きの手紙などを見ることができます。 現在の建物は、フェルナンド・ペソアの研究家らとイタリア人建築家ダニエラ・エルマーノの設計により、家の外壁を残しながら博物館としての新たな役割に適した形に改築されています。現在、ペソアが暮らしていた当時の家具が置かれているのは、ペソアの寝室のみです。 ここにはペソアの作品や世界の詩に関する書籍等を集めた質の高い図書室が設けられており、世界中から多くの研究家たちが訪れます。この博物館は美術展覧会や大規模な編集作業にも使われています。 ペソアのファンにお勧めの順路: 午前中にフェルナンド・ペソア博物館を見学。次にシアードにあるカフェ「ブラジレイラ(Brasileira)へ行き、道端に並ぶテーブル(できればペソアの像のそばの席)に座る。コーヒーを片手に「メッセージ」の詩を何篇か読む。 その後コメルシオ広場(Praça do Comércio)へ行き、フェルナンド・ペソアが長年通ったカフェ・マルティーニョ・ダ・アルカーダ(Café Martinho da Arcada)で昼食をとる。
1250-088 Lisboa
フェルナンド・ペソア博物館[Casa Fernando Pessoa]は改修のため、閉館しております。
ですが、「アウェイフロムホーム」アクティビティプログラムによる学習サービスは、引き続き開催しています。