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国立ドナ・マリア二世劇場
ポルトガルを代表する劇作家アルメイダ・ガレットによって設立され、1846年に落成した国立ドナ・マリア二世劇場 (Teatro Nacional D. Maria II) は、イタリア人建築家フォルトゥナート・ロディの設計による、ネオ・クラシック様式を基本とする建築です。1964年の火災で建物の大部分が焼失しましたが、再建、近代化され、1978年にふたたび一般に公開されました。 この劇場の舞台では、世界のすぐれた演劇作品を広く知らしめるという使命のもと、これまでに芸術性、専門性の高い、さまざまな作品が上演されてきました。

歴史的、技術的な面からこの劇場建築の舞台裏を知りたい方は、月曜11:30から行われている、ガイドによる見学ツアーに参加するとよいでしょう。このツアーでは、一般の人々がめったに足を踏み入れることのない部分を、所要1時間ほどでめぐります。見学の参加には、事前に予約が必要。また、体が不自由な方でも参加できます。ガイドの解説は、ポルトガル語、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語。