大浴場

カベッソ・デ・ヴィデ (Cabeço de Vide) の温泉リゾートは、ゆったりとくつろげる静かで心地よい場所です。カエサル・アウグストゥス期（紀元前119年）に遡ると言われる古代ローマ浴場の遺跡をとどめ、テルマス・ダ・スルフレア (Termas da Sulfúrea) の名で知られています。

この温泉リゾートは、町の南東約1キロのリベイラ・ダ・ヴィデ (Ribeira da Vide) の谷間にあります。温泉水のもつ治療効果と地域の落ち着いた環境が組み合わさった、アレンテージョ (Alentejo) 平野のオアシスのような存在と言えます。

リゾートの建物は3階建てで、トリートメントエリアに加え、受付エリア、屋内プール、クーリングゾーン、ジム、スパ、バー／カフェ、屋根のない中庭を備えています。

この地の温泉水の治癒効果は約4000年前から利用されてきました。特に、骨関節の疾患（リウマチ）、呼吸器系の問題（喘息、気管支炎、副鼻腔炎、鼻炎）、皮膚病の治療によいと言われています。その独特の特徴により、このリゾートはポルトガルで一、二を争う人気を誇っています。