Jardim Botânico Tropical
Jardim Botânico Tropical
庭園、公園、森林
熱帯植物園・博物館(Jardim-Museu Agrícola Tropical) この熱帯植物園・博物館は、1912年にヘンリー・ネイヴェルの提案により、かつてのポルトガル植民地で発見された植物の研究促進を目的に、ベレン王宮(Palácio de Belém)の外苑に建設されました。現在は、科学調査研究所によって管理されています。
この手入れの行き届いた公園には、絶滅危惧種を含むたくさんの熱帯・亜熱帯の植物が植えられ、その間には彫刻が飾られた湖や静かな休憩場所がつくられています。中でも一番の見どころは、アソーレス(Açores)諸島とマデイラ(Madeira)諸島で見られるクスノキ科の固有種のコレクションと、美しいワシントンヤシの並木です。
この植物園は、1940年に開かれた「ポルトガル万国博覧会」にも組み入れられました。時の首相サラザールは、旧植民地を思い出させる数々の植物を世界に誇示するためにこの庭園を利用しました。
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