Jardim Botânico da Ajuda
Jardim Botânico da Ajuda
庭園、公園、森林
アジュダ植物園(Jardim Botânico da Ajuda) この植物園は、1768年にポンバル侯爵の命を受けてアジュダ王立植物園としてつくられた、アジュダ地区にあるポルトガル最古の植物園です。
世界中から集められた植物の博物館とナーセリーの役割を果たす植物園としては、ポルトガル初のものでした。現在は、高等農学研究所によって管理されています。この植物園では、1994年から1997年にかけて修復プロジェクトが行われました。これは、植物コレクションを保存・展示することによってポルトガルの探検家たちの科学的探究心を記録する植物学的原点を維持しながら、レジャーとリラクゼーションの場を提供することを目的に行われたものです。
この修復プロジェクトの重要項目には、植物園の低地花壇の中央にある40の口を持つ噴水(素晴らしい石と水の競演)を復元すること、そしてポルトガル国内の施設や世界中のさまざまな植物園から入手した種を育てて植物コレクションを再構築することがありました。育てられた新しい植物は、ポルトガルに持ち込まれた背景と大航海時代を反映した植物地理学的な地域(ブラジル・南米、オーストラリア・ニュージーランド、マクロネシア、中央・大西洋岸ヨーロッパ、中国・日本、北米・中米、地中海地方・アフリカ)に分けて配置されています。
特筆すべきは「香りの庭園」で、眼の不自由な人たちのために点字の名札が付けられ、訪れる人が香りをかぎ手で触れることができるよう盛土した花壇に植物が植えられています。
また、園内には小さな複数の湖や、花を育てる温室、そして芝で作られた野外劇場もあります。
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