呼び物のイベント

大航海時代を思わせる雰囲気の中、ポルト・サント島（Porto Santo）では音楽や演劇に関連した一連のパフォーマンスが繰り広げられる。 

ヴィラ・バレイラ（Vila Baleira）ではコロンブス（Cristóvão Colombo）を記念する1週間が設定されています。コロンブスはこの島に立ち寄り、その生涯の数年をこの地で送りました。

コロンブスがマデイラ（Madeira）と関わるようになったのは1478年のことです。当時フンシャルの住民は、サトウキビ貿易に力を注いでいました。コロンブスはポルト・サント島の領主の娘と結婚した後、この諸島で暮らしました。彼の息子ディオゴ（Diogo）もここで生まれています。

このお祭りは、アメリカ大陸への航路や、大航海時代の英雄的な物語を通して、コロンブスの時代のマデイラ諸島を人々の脳裏によみがえらせます。

音楽、さまざまな展覧会、路上のエンターテイメント、伝統的なパレードにより、コロンブスが町の波止場に仲間とともに降り立った当時の、中世の雰囲気が再現されます。こうした一連の行事は、この1週間を本当の意味で「歴史的」なものにしています。