ポルトガルの聖週間

夏、それも穏やかな気候を思い起こさせるような太陽の光に溢れる春のプチ旅行は、ポルトガルを楽しむ絶好の機会です。 屋外を探求したり、モニュメントを見物したり、料理を味わってみたり、ショッピングをしたり、イベントに足を運んだり、気の向くままに散策したりみれば、こんな小さな国で思いもかけなかったバラエティ豊かな景観を堪能することができます。

©PTSabores

ポルトガルをあちこち旅して回ると、訪れる市や町、村で飽きないほど見ることすることがあるのに気づかれるはずです。城や博物館、教会などの歴史遺産、過ぎし日の紛れもない宝物から地域ごとに変わる多種多様な料理の味わいまで、枚挙にいとまはありません。また、卓越した品質のワインも言い忘れるわけにはいきません。生産された地で飲むと、味わいには格別なものがあります。

Parque Nacional do Gerês - São Bento da Porta Aberta ©Pousadas de Portugal

1年のこの時期、自然が冬のまどろみから目覚め、景観をさまざまな色彩や香りで包み込むとき、景色が息をのむほど美しい公園や自然保護区を訪れる価値は十分にあります。または、日光浴や水泳をしたくなるほど十分に暖かくなる日には、ビーチを散歩するのもいいでしょう。

Chiado ©Turismo de Lisboa

大きな都市の方を好まれる方は、リスボンとポルトを逃すわけにはいきません。どちらの都市も、その魅力により国際的に評価され数々の賞を受賞しています。訪れる方法は徒歩、市街電車、バス、舟、「ツクツク」などなんでもあります。旧市街、モニュメント、博物館が発見されるのを待っていますが、クオリティの高い現代建築もあり、ときどきほとんど忘れ去られた空間に色彩を持ち込むアーバンアートには常に驚かされます。

ショッピングに関して言えば、誰の好みにも合うものが必ずあります。最新のファッションや国際的コレクションが見つかる最高級のブティックやショッピングセンターから、本物の手工芸品が売られるストリートマーケットやグルメ志向の製品を専門に扱う小さな建物まで土産探しには事欠きません。

Constância

さらに、時節を考慮して、ブラガ、オビドス、サルドアル、カステロ・デ・ヴィデなどの場所でポルトガル人が伝統的に祝うイースターを見物してみてはいかがですか?または、ローレのマエン・ソベラナフェスティバルやコンスタシアのノッサ・セニョーラ・ダ・ボア・ヴィアージェンの祭りなど、他の宗教的祝祭を発見してみてはいかがでしょう?観光になんらかの文化の味を添えたいと思われる方のために、多様なショー、コンサート、展示会が用意されています。

以上はほんの提案にすぎませんが、特定の好みや関心によってはさらに多くの選択肢があります。さあ、今こそ旅行の計画を立てるときです!