エコヴィア沿岸
約214キロメートルの長さを持ち多くのビーチに直接アクセスするエコヴィア沿岸はアルガルヴェの一方の端からもう一方の端まで、サン・ヴィセンテ岬からヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオにつながる緑の回廊を通って走ります。このトレイルで一時を過ごし、アルガルヴェの一番忙しい部分で素晴らしい美と平穏がある場所を見つけてください。
このエコヴィアはヨーロッパ大陸全域にまたがる自転車道路網のネットワークですEuroVelo(ユーロヴェロ)の一部で、そのルート1の大西洋岸ルートはヨーロッパ最南西のサグレスからはるかスカンジナビアのCabo Norte(ノールカップ)まで延びています。 すでに存在する自転車ルート、カントリートレイル、また、時には、国道EN125に並行に走るトラックに沿った5つのストレッチからなるエコヴィアは、海岸沿いの壮大な景色を発見するチャンスに恵まれています。
Photo: Sagres ©ATA/Pedro Reis
出発点はサン・ヴィンセンテ岬に隣接しており、エコヴィアがその内部を横切るアルカルヴェの道につながる地域でもあります。ヴィンセンティーナ海岸自然公園のまさに中心となる部分であるこの地域は、エコヴィアのもっとも素敵な部分の一つです。切り立った、壮大な崖、特にサグレス岬では、1日がゆっくりと過ぎ太陽が海に沈むとき、ますます魅了するような気品のある眺めが得られます。
Photo: Sagres ©Megasport
この最初のストレッチに沿って旅を始めると、ヴィラ・ド・ビスポ、ラポゼイラ、フィゲイラを通って少し内陸に入って進み、それからサレマとブルガウの漁村に戻ります。ルートのこの部分は、美しいビーチと海食洞で有名なラゴスで終わりますが、ここは船で探険する価値が十分にある海岸です。
Photo: Lagos ©José Manuel
2番目の旅程はラゴスからアルブフェイラへと続き、多くの種の鳥を保護するラグーン地域、アルヴォル河口にそって走ります。店やバー、レストランが立ち並ぶポルティマオはルート沿いに訪れることができるもう一つの場所です。このルートもフェラグドとラゴアを通り抜け、アマルサン・デ・ペーラの海岸沿いに進みます。
Photo: Faro ©TdP/RR
エコヴィアの3番目のルートはエネルギーがみなぎるナイトライフで有名なアルブフェイラで始まり、オーリョス・デ・アーグアとヴィラモウラを通り抜けてから、クアルテイラの臨海地の並木道を進みます。ルートはヴァーレ・ド・ラゴとキンタナ・ド・ラゴの回りを通り、ファロの楽しい港の隣りで終わります。
Photo: Ria Formosa - Olhão ©TdP/FM
ファロとタヴィラの間の次のストレッチの素晴らしいアトラクションは、リア・フォルモーザです。ルートはオリョン、フゼタ、サンタ・ルジアで、ここでゆっくり休憩を取ったり、タコやマテガイライスなどのシーフードを試食してみることができます。
Photo: Cacela Velha ©Odiana
最後のルートは37の教会があるタヴィラで始まり、カセーラ・ヴェルハに着いたら休憩を取りリア・フォルモーザの最高の眺めを称賛することをぜひお勧めします。ヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオへの途中に出会う他の場所には、マンタ・ロッタ、アルトゥーラ、モンテ・ゴルドなどがあります。ここで、ヴィラ・レアル・デ・サントのかつて税関の建物の隣りで、エコヴィア沿岸が終わります。または、これはグアディアナ・ルートの出発点であるため、別のアルガルヴェ冒険へといざなう、次の探険の始まりにすぎないのかもしれません。