08 Nov 2017
アマランテ [Amarante]、バルセロス [Barcelos]、ブラガ [Braga] がユネスコ創造都市ネットワークに加盟しました。
ユネスコ創造都市に最近加盟した64都市の中に、新たにポルトガルの3都市が含まれています。バルセロス、ブラガ、アマランテです。
バルセロスはポルトガルの都市で初めてクラフト&フォークアート カテゴリに加わりました。地元の有形、無形文化遺産の発展と理解に尽力しつづけています。良い慣行、技術の強化、そしてノウハウを何世紀にものあいだ習得、発展させてきたクラフトにおいて手本となる都市です。このネットワークへの参加により、芸術活動の推進、伝統的な創作工房の強化、新しい世代の職人の支援を促進することとなります。
メディアアート カテゴリでは、ブラガは主導的位置にいる創造都市です。アート、科学、テクノロジーが交差し、市民社会による取り組みやコミュニティの若いセグメントを通じて、それらを拡張し、深めています。この評価がブラガのデジタル化を促進し、これにより経験やベストプラクティスの共有を可能にし、プロジェクトの開発や他の国外のメンバー都市とのパートナーシップを推進してくれます。
最も伝統的かつ大衆的なものからより現代的なもにいたるまで、音楽表現の豊さと多様性がアマランテが音楽 の創造都市となった理由です。歴史を通じて、音楽が都市のアイデンティティの構築、コミュニティが暮らすエリア開発、そして文化的表現を作り上げるにあたって重要な要素でした。
ユネスコの創造都市ネットワークは、持続可能な都市開発における重要な要素として、イノベーションや文化的創造性を推進していこうとしています。現在、ネットワークには「クラフト&フォークアート」、「デザイン」、「映画」、「食文化」、「文学」、「音楽」、「メディアアート」のカテゴリに72か国180都市が加盟しています。
2015年には、オビドス [Óbidos] とイダーニャ・ア・ヴェリャ [Idanha-a-Velha] がそれぞれユネスコ創造都市ネットワークの「文学」、「音楽」カテゴリに参加しました。