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Tavira [Tavira] - アクセシブルプラン

Mapa Tavira - itinerario turistico acessivel

ジローン川[Rio Gilão]の両岸にまたがり、狭く入り組んだ通りと白い家々が並ぶタビラはアルガルヴェ[Algarve]の中でも最も絵になる町の一つです。少し時間をかけてでもこの町を知る甲斐があります。

ただ実際に訪れるとなると、行動能力に障害がある方には少し難しいので注意が必要です。特に地形が平らでなく、通りが狭く曲がりくねっている城周辺のエリアは特に困難です。

地図を見ながらお勧めルートを歩く

このルートでは完全にアクセシブルなレパブリカ広場[Praça da República] (8)から始めるのがお勧めです。カフェやテラスで現地の美味しい食事を楽しんだり、夏にはショーや祝祭を見物できます。レパブリカ広場はジローン川の横にあり、ローマを起源とする最古のポンテ(橋)[Ponte] (11)にアクセスできるようになっています。この橋は向こう岸と繋がっており、障害物もありません。またここでは寄棟屋根や格子造りの扉など、同地域に伝わる伝統的な農業の特色をうかがい知ることができます。 

Tavira_shutterstock_anyaivanova
Tavira © Shutterstock| Anyaivanova

レパブリカ広場の横には、この街の最も活気ある場所の一つであるコレト庭園[Jardim do Coreto] (9)があります。この庭園は平坦でアクセシブルとなっており、川沿いを散策するととても気持ちいいのでお勧めです。近くにはリベイラ市場[Mercado da Ribeira] (10)もあります。バリアフリーの広い空間で、本来の目的とはかけ離れていますが、今では宿泊所やカフェ、レストランやテラスが軒を連ねます。 


Tavira_shutterstock_SergioStakhnyk
Tavira © Shutterstock | Sergio Stakhnyk

ジローン川と平行に走る道はリア・フォルモザ[Ria Formosa]へと続きますが、ここはプラン外なのでまたの日に残しておきましょう。このルート沿いでは白い塩田からなる美しい景観を楽しんだり、塩の抽出作業を見たり、この地を求めて飛んでくる水鳥を鑑賞できます。最後は、ボートがリア・フォルモザ自然公園[Parque Natural da Ria Formosa]を渡って、海との境界線となっている11 kmもの砂地に向かって漕ぎ出していく、クアトロ・アグアス[Quatro Águas]です。ここにプライア・ド・バリル[Praia do Barril]などのタビラ島のビーチがあります。これらのビーチでは自然の平静さと海水浴を楽しむことができ、水陸両用の車椅子も用意されています。 

Praia do Barril_Tavira_shutterstock_SergioStakhnyk
Praia do Barril_Tavira © Shutterstock | Sergio Stakhnyk

ルートをさらに進んで、市庁舎前のレパブリカ広場にあるイスラムセンター[Núcleo Museológico Islâmico] (Islamic Museum Centre) (6)を訪れてみてください。ユニークな陶器のタビラの花瓶など、アラブ発祥の展示物の数々見ることができます。ルートは歴史地区の凹凸のある急な斜面の通りへと続きます。ですので、他の誰かと一緒にまわるか、レパブリカ広場発の観光列車の利用をお勧めします。


Tavira_shutterstock_EvgeniFabisuk
Tavira © Shutterstock | Evgeni Fabisuk

タビラはたくさんの教会があることで知られています(全37箇所)。なかでも特筆すべきはミセリコルディア教会[Igreja da Misericórdia] (5)です。アルガルベ地域では珍しい、ルネッサンスならではの特徴が表玄関にはっきりと表れています。入口はガレリア通り[Rua da Galeria]にあり少し段差がありますが、中は広くバリアフリーになっています。円柱を彩る金箔の彫刻や18世紀の壁タイルなどのルネッサンス期の装飾は一見の価値があります。同じ通りにはこの街を象徴する普通建築があります。その代表はタビラ市立博物館[Museu Municipal de Tavira] (4)のメインセンターが位置するパラシオ・ダ・ガレリア[Palácio da Galeria]です。建物の入口にはプラットフォームリフトがあり、上の階にも上がれるようになっています。地域に関するテーマの展示物をご覧いただけます。この通りの終わりには綺麗なノートルダム教会[Ermida de Nossa Senhora da Piedade] (7)が建っています。建物は小さいですが中は広くバリアフリーです。 

Tavira_ARPT Algarve
Tavira © ARPT Algarve

お次はタビラ城[Castelo de Tavira] (3)です。この通りは斜面が急で舗道も凹凸があるので助けがないと難しいでしょう。中は広く、少し障害物があります。特にビューポイントに向かう階段には手すりが付いていないのでご注意ください。近くにはタビラの主要な寺院で、13世紀に古いモスク跡に建てられたサンタ・マリア・ド・カステロ教会[Igreja de Santa Maria do Castelo] (2)があります。ゴシック様式のランセットアーチの表玄関から入りますが、少し段差があります。十分に広い内部には、街をモスリムから救ったサンティアゴ騎士団の7人の騎士の墓が保管されています。同時代のサンティアゴ教会[Igreja de Santiago] (1)は、より小さなモスクの上に建てられたと考えられています。ここは空間が狭く、所々に障害物があるのでご注意ください。 


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Castelo - Tavira © Arquivo Turismo de Portugal

お勧めのプランはここで終了ですが、タビラには他にも興味深いスポットがいくつかあります。より詳しく知りたい方は観光案内所[Posto de Turismo]までお越しください。行動能力障害のある観光客のサポート、ルートに沿って利用可能な音声ガイドをご提供します。 


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