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南・南東駅（Estação Sul e Sueste）は、リスボンのテレイロ・ド・パソ（Terreiro do Paço）にある川の駅で、ここではテグス川の観光ツアーをするボートを捕まえることができます。ドカ・ダ・マリーニャ（Doca da Marinha）にほど近いテグスの旧跡で、1932年に落成し、既に数回のリフォームを経ています。最後のリフォームは2021年5月のことです。

建造の始まりは、1929年に遡り、オリジナルはコティネリ・テルモ（Cotinelli Telmo）の手により設計されました。ポルトガルの首都の河川インフラの中心としてスタートしました。使用されずに数十年経過してから、駅の修繕はコティネリ・テルモの孫娘にあたるアナ・コスタ（Ana Costa）の手による外構プロジェクトの下で2019年に始まりました。内装はコメルシオ広場の景観も変えたブルーノ・ソアレス（Bruno Soares）の手によります。南・南東駅を元の外観に忠実になるようにリフォームすることでした。

大理石の床、タイル、アールデコのインスピレーションと巨大時計がそのままで、内装は現在ミニマリストの様式です。駅の内側には、テグスセンター(Centro Tejo)があり、ショップがあるだけでなく、川をまたいだリスボンの住民と南岸の住民との間の交流の歴史を探訪する空間になっています。

ドカ・ダ・マリーニャは、リフォームを経て、ジュリアン・サルメント（Julião Sarmento）による芸術的なインスタレーションが施されたほか、芝生、キオスク、そして散歩道が作られました。