美術館と宮殿

2015年10月に設置されたこの美術館ユニットは、フンシャウ（Funchal）現代美術館のコレクションを移転されて出来上がりました。1960年代から現在に至るまで、ポルトガルの現代美術に特化した約400点のコレクションで、最初の核は1966年と1967年のイニシアチブによるフンシャウ市優良芸術賞の取得から生まれました。

最初の作品群には、ジョアキン・ロドリゴ、アントニオ・アレアウ、アルトゥール・ローザ、ジョゼ・エスカーダ、イレナ・アルメイダ、ジョルジュ・マルティンス、ヌノ・シケイラ、マヌエル・バプティスタなどの作品が含まれています。多くがマデイラ出身の有名なポルトガルの造形芸術家によるこれらの作品には、アートギャラリーや作家自身から購入した他の作品や、地域観光文化事務局の旧ギャラリーでの展示会やアナ・ハザリー、ペドロ・ヴァウデス・カルドーゾ、アウブケルケ・メンデシュ、ソフィア・アレアルなどの個人からの寄付が伴います。 

1992年の旧美術館の開館から2015年までの間に、現在のコレクションのサイズのスペースは使い果たされていました。国際的な賞を受賞した現在の建物は、マデイラの建築家パウロ・ダヴィッド（Paulo David）によって設計されました。落ち着いた美しさを念頭に置き、周囲を取り囲む斜面と海を見晴らす眺めを想定して設計されています。 

講堂、図書館、ショップ、カフェテリア、レストラン、文化的娯楽のためのエリア、駐車場も含まれています。