ポルトガル中部地方でのネルソン・パシエンシア [Nelson Paciência]
ネルソンにとって、スケッチはゆっくりと観察する方法であり、訪れた場所の歴史に近づき、においや音を感じる方法です。彼がインマ・セラーノと共にポルトガル中部地方を旅したスケッチツアーの中でも同様に行われました。
アルコバッサ、ペニシェ、バターリャ、オビドス、トマールは彼が子供のころに訪れた場所であり、そしてこの距離感を二人のスケッチの中でインマと共有しました。
「私はたくさんの場所に行きましたが、そこでスケッチしたことはありませんでした。今回はスケッチのためだけに戻り、情景をとらえ、私の記憶にとどめることになりました。スケッチすることで、その場所の一部を持ち帰ることができるのです。」
オビドス
ペニシェ
トーレス・ヴェドラス [Torres Vedras]
トマール
キリスト修道院 [Convento de Cristo]
バターリャ修道院 [Mosteiro da Batalha]
アルコバッサ修道院 [Mosteiro de Alcobaça]
ポルトガル中部地方でのネルソン・パシエンシア
ネルソン・パシエンシアはリスボン在住のリスボンで働く建築家です。彼は結婚していて子供が二人います。
彼が初めてアーバンスケッチに出会った2012年からポルトガルのアーバンスケッチャーズに参加しています。彼は招かれて学生に向けて自身のスケッチ体験について話すことがよくあります。2013年以降、ポルトガル、スペイン、イタリアで開かれた個別展示会や共同展示会に参加しています。彼は「Lisbon by Urban Sketchers (アーバンスケッチャーズによるリスボン)」、「Portugal by Urban Sketchers (アーバンスケッチャーズによるポルトガル)」、「Oporto by Urban Sketchers (アーバンスケッチャーズによるオポルト)」の共著者です。
2014年パラチーで開かれたUSKシンポジウムに参加するポルトガルの担当者として奨学金を獲得しました。そして2016年にマンチェスターで開かれたシンポジウムではインストラクターを務めました。2017年、「Follow your senses (自分の感覚に従う)」という名のワークショップを引っ提げてシカゴで開催したアーバンスケッチャーズ シンポジウムに参加しました。」また、同年にリスボンで「10 years x 10 classes (10年10クラス)」プログラムのインストラクターを務めました。
2014年から2015年、リスボンのモンサント [Monsanto] 刑務所でボランティアをしていました。少人数のグループの受刑者に対して定期的なスケッチのセッションを実施するというものです。
彼は現在ポルトガルのアーバンスケッチャーズ協会(USkP)の会長であり、2018年のポルト シンポジウムのホスト代表です。