ポルトガル中部地方


ブサコ (Buçaco) の壮大な森、そしてルソ (Luso) とクリア (Curia) の温泉との間に広がる地域には、訪れる人を快適な気分にしてくれるものがすべて揃っています。 まずはその景観の美しさ。その主役は ブサコ山脈 (Serra do Buçaco) です。16世紀にローマ法王の命により保護されることが決定し、世界の外の地域から隔離された、修道生活のための場所へと変わった素晴しい場所です。

ポルトガル[Portugal]で最も高い場所に位置するグアルダは、国内最大の保護地区であるエストレーラ山脈[Serra da Estrela]の麓ならではの澄んだ軽い空気が魅力です。 歴史地区の建物や路面の大部分を占める花崗岩もこの山脈[serra]から取れたものです。路面はしっかりと修繕されていて安定していて、快適に歩き回ることができます。

これまで何世紀も海、そして漁と強く結びついてきたアヴェイロには市内に流れ込むリア[Ria]の3つの運河があり、新古の交わる軸を作り出し、これが自然の境界線となっています。ご訪問には複数の興味深いスポットを巡るアクセシブルプランをお勧めします。また、プランの追加として、伝統のあるカラフルなモリセイロス[moliceiros] (元々は海苔の収穫に使用されていたボート)での運河の小船旅もぜひご堪能ください。

ポルトガルには、生物学的および文化的多様性の保存が経済的・社会的発展と調和し、人と自然が調和を保っている生物圏保護区としてユネスコに認定された12の地域があります。これら12の自然空間は、ユネスコ世界生物圏保護区ネットワークの一部であり、さながら生きた研究室のようです。主な目的は、景観、生態系および種の保存に加えて、社会的、経済的、文化的そしてエコロジカルなレベルでの持続的な発展があります。