リスボンにほど近いセトゥーバル (Setúbal) 半島は、比べるものがないほどの美しさを誇る場所を提供しています。家族での外出だけでなく、恋人たちがロマンティックな時間を過ごすのに理想的な場所です。

4月25日橋をセジンブラ (Sesimbra) 方面にわたり、エスピシェル岬 (Cabo Espichel) に続く方向に進みます。岬に到着すると、ポツンと立っている岬の聖母 (Nossa Senhora do Cabo) 教会に眼を奪われるでしょう。ここは海について深く思いを寄せる場所であり、右手、西岸にはコスタ・ダ・カパリカの長い化石の断崖が見えます。

セジンブラ (Sesimbra) 城に登ってみましょう。ビーチに向かう前に、この南向きのビューポイントから入り江の眺望を楽しんでください。水平線にはカラフルな漁船が浮かんでいます。

絶好の海水浴日和であってもなくても、ビーチは散策する価値があります。ポルティーニョ・ダ・アラビダ (Portinho da Arrábida)、ガラポス (Galapos)、そしてフィゲイリーニャ (Figueirinha) を通って、アラビダ自然公園 (Parque Natural da Serra da Arrábida) の中の散歩を楽しみましょう。

近郊のヴィラ・ノゲイラ・デ・アゼイタオン (Vila Nogueira de Azeitão) はワインの製造で有名です。有名なワインセラーの1つでモスカテル (Moscatel) を是非ご賞味ください。典型的なバターのような口当たりのチーズをお供にどうぞ。

パルメラ (Palmela) では、新しいビューポイントが現在ポザーダになっている城の中でお待ちしています。ここから日没を眺めながら素晴しい夜を楽しめます。

最後に、セトゥーバル (Setúbal) に到着します。現在はサン・フィリペのポザーダ (Pousada de São Filipe) になっている城から、サド川河口自然保護区 (Reserva Natural do Estuário do Sado) を臨む素晴しい景観を楽しめます。海に近いため、この市は大航海時代に栄えました。この隆盛を誇った時代は、サン・ジュリアン教会 (Igreja de São Julião) とジェズス修道院/セトゥーバル博物館 (Convento de Jesus/Museu de Setúbal) の中に反映されています。これらにはこの市の最も古い地区から歩いてたどり着けます。トラバーリョ・ミシェル・ジャコメッティ美術館 (Museu do Trabalho Michel Giacometti) と、川に面したレジャー地区であるアルバルケル都市公園 (Parque Urbano de Albarquel) にも是非足を運んでください。ここからは、河口と、反対側にトロイア (Troia) の複合施設が見えます。

日中は、イカのフライ、魚介類のグリルなど、セトゥーバル (Setúbal) 地区の名物料理に舌鼓をうつ絶好の機会でもあります。また、モスカテル (Moscatel) もお勧めです。こうして最高の方法で旅行を締めくくりましょう。