芸術と文化
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ヒストリック・ビレッジ(歴史的集落群)
御影石や片岩(シスト)で造られた家が集まる歴史的集落群は、古代の戦闘の記憶と伝統を今に伝えています。その素晴らしい景観、優れた歴史遺産、そこに暮らす人々の親しみやすさでも知られています。山の上にある集落は、中世の城砦の高い塔が目印となって遠方からでも一目で分かります。国境に沿って城砦が戦略的に配置されたのはこの理由によります。王侯貴族や領主たちは、こうすれば敵の侵入をいち早く察知でき、より一層安心して眠れると分かっていたのです。
ユダヤの道
町、市、村を通る発見の旅に出発しましょう。ポルトガルにはユダヤ人が存在したことを想起させる記憶の中に眠る豊かな遺産を巡る旅でもあります。もう少し早い時期を示す資料もありますが、セファルディム系ユダヤ人のコミュニティ、すなわちイベリア半島のユダヤ人が、現在ポルトガル内である土地に入植したのは5世紀から15世紀の間でした。これがポルトガルの文化に最も多様な方法で貢献しました。
ファティマへの巡礼ルート
ファティマから各地へは、さまざまな交通機関が整備されていますが、自らの信念に導かれて、約束を果たすために、魂の救いを求めて、もしくはただ自分を見つめる方法として歩くことで満足感を得るため等々、理由は違えど多くの人が徒歩で向かいます。
マリアの聖地のルート
長い間、さまざまな方法で崇拝されてきた神の母、聖母マリアは、ポルトガルにおいてカトリックが表現されるところには常にその姿が描かれています。この献身の深さを発見するために、聖母マリアに捧げられた寺院のいくつかを訪ねてみましょう。1917年、聖母マリアが3人の羊飼いの子供達の前に姿を現した場所であるファティマ (Fátima) は、紛れもなく、ポルトガルにおける主要な礼拝の土地であり、世界の重要なマリア崇拝の聖地の1つです。