Costa de Caparica - Terras da Costa, Acácias e Medos
テラス・ダ・コスタ、アカシアス、メドス(Terras da Costa, Acácias e Medos) コスタ・ダ・カパリカ(Costa da Caparica)の街を抜けたところに、はるかフォンテ・ダ・テーリャ(Fonte da Telha)まで約30キロも続く砂浜があります。その大部分は、アリバ・フォッシル・ダ・コスタ・デ・カパリカ景観保護区(Paisagem Protegida da Arriba Fóssil da Costa de Caparica)に入っています。この砂浜は、「テラス・ダ・コスタ」、「アカシアス」、「メドス」の3つの大きなエリアに分けられており、さらに各エリアが特に明確な境目のない無数のビーチに分けられています。これらのビーチは、近くのカフェやレストランの名前で呼ばれるようになったり、大通りからの入口が分かれているために別の名前で呼ばれるようになったりして、徐々に区別されるようになりました。 各ビーチにはそれぞれ駐車場が設けられていますが、ビーチを結ぶ非常に個性的な交通手段として「トランスプライア」という小さなオープン列車が走っています。この列車は、コスタの街からフォンテ・ダ・テーリャまでの長い海岸線を走っており、途中さまざまなビーチに停車します。この広大な砂浜にはサッカーやバレーボールに必要なスペースが十分にあり、長い浜辺をただ散歩するだけでも楽しめます。海は通常穏やかですが、時折波が高くなることがあり、そんな時にはサーファーやボディーボーダーが集まります。
多数あるビーチの中で、プライア・ダ・モレナ(Praia da Morena)とプライア・ダ・セレイア(Praia da Sereia)は、にぎやかなカフェテラスがあることで有名です。プライア・ド・カステロ(Praia do Castelo)やプライア・ダ・ライーニャ(Praia da Rainha)は、それに比べて家族連れ向きのビーチです。プライア・ダ・ベラ・ヴィスタ(Praia da Bela Vista)は、ポルトガル初のナチュラリスト専用ビーチとなりました。トランスプライアの終点であるフォンテ・ダ・テーリャは、この長い砂浜の一番端にあるビーチです。この約2キロにわたるビーチは、高さ70メートルの崖に守られており、この崖はよくハンググライダーに使われています。