アルガルヴェ地方の鳥たち
純粋で手つかずの自然が残るアルガルヴェ(Algarve)地方には、この地域の野鳥の生態を観察するのに適したすばらしい場所がいくつもある。
リア・フォルモーザ自然公園(Parque Natural da Ria Formosa)を訪れて、そこに生息しているフラミンゴやヘラサギ、セイケイをご覧になってください。この保護された環境の中にある湿地帯には、100種類を超える鳥の仲間が生息しています。広大なアシの茂みにはこの地域で最大規模のムラサキサギの営巣地があり、また貴重なセイケイの集団も生息しています。 またリア・フォルモーザのすぐ脇にあるラグーンでは、アオサギやハチクイ、オオヨシキリ、チュウヒといった美しい鳥たちを見逃さないようご注意ください。
ヴィセンティーナ海岸(Costa Vicentina)のサルダォン岬(Cabo Sardão)を訪れると、断崖にある使われなくなったミサゴの巣の中に営巣している、世界で最後のコウノトリの集団を見ることができます。
一方ミサゴの姿は、リア・ド・アルヴォル(Ria do Alvor)(メシリョエイラ・グランデ(Mexilhoeira Grande))で見ることができます。このアルガルヴェの保護区域には、コウノトリやウ、ハヤブサをはじめ、そのほかにも数多くのエレガントな鳥たちが生息しています。