ファティマ[Fátima]の近代スケッチ画家たち
ファティマは世界中の聖母マリア崇拝者にとっては極めて重要な聖域ですが、2017年羊飼いの子どもたちルシア、ヤシンタ、フランシスコ[Lúcia, Jacinta, Francisco]への聖母の出現100周年祝賀の期間は、特別な経験となりました。
4人のスケッチ画家は、世界中から来た数千人の巡礼者に同行し、祝賀のハイライトを絵画としてとらえることに挑戦しました。スケッチ画家フェルナンダ・ラメラス [Fernanda Lamela] は、ポルトガル人ガイドであり、ポーランド出身のカシア・シュブカ [Kasia Szybka]、香港出身のロブ・スケッチャーマン [Rob Sketcherman]、ブラジル出身の エドアルド・バイゼック[Eduardo Bajzek]と一緒に、ファティマで私たちが感じる信仰、希望、普遍的精神の融和により独特な感動体験を味わいました。
礼拝エリア[Recinto das Orações]では、 出現の礼拝堂 [Capela das Aparições] を中心に、聖母マリアが小さな羊飼いたちに語り、礼拝堂の建設を頼んだまさにその場所が見えます。ファティマで誓いを守り、キャンドルを供え、信仰の喜びを表現する巡礼者たちの到着が、スケッチ画家たちに最初にとらえられた瞬間でした。
© Rob Sketcherman
© Eduardo Bajzek
© Kasia Szybka
© Eduardo Bajzek
© Rob Sketcherman
一方の端には65メートルの高い塔と 聖母マリアのバジリカ [Basílica de Nossa Senhora do Rosário] が見えます。雨天を心配したスケッチ画家たちは、アーケードの中は、彼らを守り、他の角度から聖母マリアを描くことができる、理想的なシェルターとなりました。
© Fernanda Lamelas
© Rob Sketcherman
© Eduardo Bajzek
旅の2日目、もう一度バジリカと 聖トリニティ教会 [Igreja da Santíssima Trindade] を訪れた後、彼らは群衆の中で教皇フランシスの到着を待ちました。
© Eduardo Bajzek
© Kasia Szybka
© Fernanda Lamelas
© Rob Sketcherman
© Kasia Szybka
5月12日の夜のキャンドルライト行列 [Procissão das Velas] は通常 ファティマ祝賀の見せ場の1つです。巡礼者が持つキャンドルは数千の灯りで聖域を照らし、すばらしい視覚と崇高な明度の場面を提供します。
© Rob Sketcherman
© Fernanda Lamelas
© Eduardo Bajzek
5月13日、 メインのミサと子ども羊飼い Jacinta と Francisco が聖人と認められたセレモニーが聖下教皇 Francisco 出席の下、執り行われました。
聖域を訪れた後、スケッチ画家たちは、天使が現れた ヴァリーニョス [Valinhos] と アルジュストレル [Aljustrel] まで、小さな羊飼いの住んでいた家を見るため、様々な聖なる場所で祈りのために立ち止まる巡礼者たちに同行し、小さな羊飼いの道 [Caminho dos Pastorinhos] に沿って歩きました。
© Rob Sketcherman
© Fernanda Lamelas
© Eduardo Bajzek
© Rob Sketcherman
© Fernanda Lamelas
グループでのスケッチは、ファティマとその歴史を学ぶよい機会であり、世界中から来た人々にポルトガル人たちは親切にふるまう様子が見られました。異なる描き方と視点を持つ4人のスケッチゃーたちは、すばらしい瞬間を共有し、毎年ファティマに数千の巡礼者を引き寄せる献身と信仰をその目にしました。