スヒタ・シロカー
16年前に訪問したときの記憶、父親がゴア[Goa]州出身であるという事実、ポルトガルの文化に強い絆とともに、彼女がポルトガルを想うときは、明るくカラフルな家々、凹凸の通りや長い午後、そしてポルトワインを思い浮かべます。そこにサーフィンが加わると、彼女は暖かいビーチ、穏やかな青い海を連想しますが、古い町並みの海岸通り、海岸線近くの城砦、リュウゼツランの植物を想像しながら、大きな波が押し寄せるビーチには常に興味を抱いていました。
特に驚きだったのは幅広く多様なサーフスポットや、スケッチするには多すぎるほどの美しいビーチの数々でした。サーフィンについてたくさんのことを教えてくれたジョアンとの時間はインスピレーションに富んだものでした。プライア・ダ・ゲルの砂地の絶壁やナザレで見たサーファーたちの姿は彼女の記憶に長く留まることでしょう。
サーフィンのほかにも食べ物や飲み物、漁師たちの仕事ぶり、小さな釣り舟や一日の終わりを告げる日没のデッサンも魔法のようなひと時でした。
「特に印象的だったのは暖かさとオープンさでした。どこに行っても、どんな人に会っても、言葉の壁を越えて(私はポルトガル語を話せません)受け入れられていることを感じました。まさに自宅のような居心地でした。(…)
次はこの国にもっと長く滞在して、今回は発見できなかった部分を探求し、スケッチすることを楽しみにして生活していきたいと思っています!」
プライア・デ・カルカヴェロス、サン・ジュリアン・ダ・バーラの要塞[Forte de São Julião da Barra]
サーフ スケッチ ポルトガルからの最初のデッサンです。ジョアンはこのビーチで育ちました。旅の最適の出発地です...
プライア・ド・サル[Praia do Sul]、エリセイラ
焼きたこのオニオン添え、オリーブオイル
プライア・ド・コショス、/ 漁夫と海
プライア・デ・サンタ・クルス[Praia de Santa Cruz]、トーレス・ヴェドラス[Torres Vedras]
ペニシェ
ペニシェ – 釣り舟
ナザレ
漁夫、ナザレ
ナザレ
Alcácer do Sal
Praia de São Torpes, Sines
ヴィラ・ノヴァ・デ・ミルフォンテス[Vila Nova de Milfontes]、 ヴィラ・ノヴァ・デ・ミルフォンテスの漁夫の舟
プライア・ダ・コスタ・ダ・カパリカ[Praia da Costa da Caparica] - サーファー
プライア・ダ・コスタ・ダ・カパリカ[Praia da Costa da Caparica]
リスボン、クリの実売り
リスボン、市街電車
スヒタ・シロカーはサン・ホセ[São José]、カリフォルニア[California]在住で、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活動しています。彼女は現在はアメリカに住んでいますが、その生い立ちからどちらの国も祖国のように感じています。世界中のさまざまな国の人たちと訪れた美しい場所を共有できることから、スケッチは魅力的なツールであると実感しています。
アーバンスケッチャーズの特派員としてブラジル[Brasil]、シンガポール[Singapura]、マンチェスター[Manchester]、シカゴ[Chicago]で開催されたシンポジウムのほか、現地の多数のワークショップにてレッスンを担当しています。