リスボンを楽しむ
リスボンは、探検に繰り出して近隣地区ごとに、通りごとに現われるものを発見したくなるような都市です。安全で友好的な都市で、比較的小さいながらも見るべきものが非常に多くあります。数日を過ごす街として、あるいは国を巡るツアーの出発地として理想的です。古い町ですが、近代的な町でもあります。そして間違いなく、いつも驚きに満ちています。
探検するトピック、テーマを選択できます。次のような幅広い選択肢があります。ローマ時代のリスボン、マヌエル様式、バロック様式またはロマンチック・リスボン、文学のリスボン、ボヘミアンのナイトライフが繰り広げられるリスボン、ファドの都市。さらに、非常にさまざまな方法で探検できます。徒歩、トラム、セグウェイ、バス、トゥクトゥク、ボートツアーで楽しむ川からの光景、あるいはカシレイロ (cacilheiro) フェリーでタグス川を渡って反対側から見る光景など、お勧めの方法は無限にあります。
しかし、絶対見逃せない、常にリストに上る重要な場所がいくつかあります。例えば、この都市と川を一望できる最も素晴しい景観を楽しめる、歴史的なアルファマ (Alfama) とカステロ (Castelo) 地区です。
大航海時代を彩る街の1つ、ベレンに向けてダウンダウンから出発しなければなりません。ここには、ともに世界遺産であるベレン塔 (Torre de Belém)、ジェロニモス修道院 (Mosteiro dos Jerónimos) があります。しかし、元祖の馬車博物館 (Museu dos Coches) と近代的なベレン文化センター (Centro Cultural de Belém) も見逃せません。あぁ、そうでした!美味しいパステイス・デ・ナタ (カスタード・タルト) を召し上がるのをお忘れなく!
午後遅い時間から夜にかけては、シアード (Chiado) とバイロ・アルト (Bairro Alto) で過ごしましょう。カイス・ド・ソドレ (Cais do Sodré) が川に近いため、これらの場所は確実に充実したナイトライフを過ごせるスポットです。
この都市の新しい部分も忘れることはできません。北部のカルースト・グルベンキアン美術館 (Museu Calouste Gulbenkian)、川に沿って進むと見えてくる国立タイル博物館 (Museu Nacional do Azulejo) などの重要な美術館、博物館は必ず訪問してください。1998年の世界博覧会、エキスポ98のために完全に再建設された港湾地区、国際公園 (Parque das Nações) に移動しましょう。ここは現在、新しい都市の景観をもつ重要なレクリエーション・スペースになっています。
ここで、リスボンのさまざまな近隣地区をハイライトでご紹介します。あなたの観光プランは「リスボンの観光名所ベスト10」と「リスボンの1日ツアー」でより完璧になるでしょう。
確かなことが1つあります。リスボンはいつまでも忘れられない都市だということです!