遺跡

この修道院は12世紀のポルトガル領土に建てられた最初のシトー会の修道院で、長年修道院の伝統があった場所に立てられました。

シトー修道会の修道士らは、基本的に、大修道院を聖母マリアに捧げましたが、この修道院自体は、聖ヨハネに捧げられているという事実がはっきりしています。数えきれない献金 (最初の献金は初代ポルトガル王D. アフォンソ・エンリケによる）が贈られ、さらに、このようにして得られた資金が効率的に管理されたため、修道院は、12、13世紀に大きな繁栄を享受し、国の北部および中部に広大な地所を所有していました。クレルヴォーのフランス系大修道院に気に入られていたこの修道院は、フィアンエス、サン・ペドロ・ダス・アギアス、サンタ・マリア・デ・アギアルといったポルトガル北部の様々な修道院の母体となっていました。  

1834年の修道会への弾圧によって、教区教会に採用されることになりました。