Museu Calouste Gulbenkian
美術館と宮殿
カルースト・グルベンキアン美術館(Museu Calouste Gulbenkian) 1969年にオープンしたこの美術館は、カルースト・グルベンキアンが個人で集めた素晴らしいコレクションを所蔵しています。 建物は最新の美術館建築を取り入れており、周囲に広がる公園とよく調和するように設計されています。
常設展示のスペースは、建築家ポール・ヴァンデボテルメの設計に基いて最近改装されました。 この美術館では、エジプト美術、グレコ・ローマン美術、イスラム美術、ヨーロッパ絵画のセクションに加え、ルネ・ラリックのデザインした素晴らしい宝飾品の数々を見ることができます。
絵画コレクションには、フランドル、オランダ、フランス、英国、イタリアの各派による16世紀から19世紀の作品が含まれています。 主なものには、ロヒール・ファン・デル・ウェイデン、ドメニコ・ギルランダイオ、フランス・ハルス、レンブラント・ファン・レイン、ピーテル・パウル・ルーベンス、ジャン・オノレ・フラゴナール、ユベール・ロベール、エドゥアール・マネ、、エドガー・ドガの作品があります。
彫刻(特に18世紀から19世紀の作品)、ルネッサンス時代のタペストリー(イタリア製およびフランドス製)、フランス家具(ルイ15世、16世の時代のもの)のセクションも、絵画セクション同様見ごたえがあります。 美術館の内部は、新たに配置換えを行ってシンプルになり、空間を広く取ってあるため以前ほど雑然としておらず、作品を新たな視点から見ることができるようになりました。
案内図も新たにデザインしなおされ、常設展示作品のデータ、コレクター、所蔵品、建物、サービスや活動について来館者が検索することができるコンピューターが各所に設けられました。
1067-001 Lisboa