Jardim do Paço Episcopal
Jardim do Paço Episcopal
庭園、公園、森林
を代表する名所です。イタリア風に設計された庭園は複数の階層を階段がつなぐ構成で、装飾用の箱型生垣に囲われた花壇で表現するテーマのある散歩道や通りがあります。
この庭園の顕著な特徴のひとつに、花崗岩の石像の多さが挙げられます。中でも、階段の脇に年代別に並んでいる歴代のポルトガル王の像は印象的です。おそらく、最も興味深いのは、スペインの支配下に置かれた1580年から1640年までの間ポルトガルを治めていた王の像が、その他の王より小さい点でしょう。
通り沿いには、噴水や滝のある池がふんだんにあり、黄道十二宮、四季、四大陸、四元徳、三元美徳などの多様なテーマを表現する像が数多く点在しています。
庭園の隣には司教邸 (Paço Episcopal) があります。16世紀後半に建設が開始され、グアルダ (Guarda) 司教の冬季の住居として使われたところですが、現在はカステロ・ブランコのもうひとつの見どころである、フランシスコ・タヴァレス・プロエンサ・ジュニオール博物館 (Museu Francisco Tavares Proença Júnior) が入居しています。