Kasia Szybka はポルトガルを訪れたことは一度もなく、花で埋め尽くされた草原、静かで自然にあふれた日照時間の長い国を思い浮かべながら、旅行を心待ちにしていました。ポルトガル人はポーランド人のようにとても気さくで歓迎してくれると聞き、ナザレ [Nazaré] に行くべきだとすすめられました。
カシアがまず訪ねたのはファティマでした。群衆の中で自分と見つめ合い、絵を描くためだけでなく、ポルトガルのようにカトリックの国であるポーランドでも同等に崇められているファティマの出現記念をお祝いし祈りを捧げるためです。 
共に祈るために静寂の中集まる、何千もの人々と過ごす極めて感動的な時間。最初に抱いていた不安は、希望と自由、そして、彼らの信仰に対する多大な尊敬へと変わりました。

ロザリオの聖母マリアのバシリカ [Basílica de Nossa Senhora do Rosário]

出現の礼拝堂 [Capela das Aparições]


ファティマ [Fátima]



モスト・ホーリー・トリニティー教会 [Igreja da Santíssima Trindade]

ファティマの聖母大聖堂 [Santuário de Nossa Senhora de Fátima]

上から見た大聖堂



教皇を待つ

Kasia Szybka は、ポーランドのクラクフに住む、建築学の卒業生です。以前から現地の建築物を描くことが好きで、2015年にはポーランドのアーバンスケッチャーズコミュニティの立ち上げに参加しました。現在、フリーランスの建築家およびイラストレーターとして働いています。暇をみつけては、建築の原理と近代の発展を調査しながら、架空の都市を描き、創造活動を続けています。

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