www.visitportugal.com

アクセシブルな街コインブラ[Coimbra]

Mapa Coimbra - acessível

コインブラはモンデゴ[Mondego]川のほとりにあるとても古い街で、コインブラを訪れるということはちょっとした歴史の授業であるともいえます。この街の驚くほど豊富な歴史遺産を見ることで、何世紀もの時間を旅することができるためです。  

しかし、この街が有名なのはその歴史ではありません。コインブラ大学はポルトガルで最古の大学であり、ヨーロッパにおいても最も古い大学の一つとして知られています。活気に満ちあふれた古くから続く教育の源泉であり、「学生の街」と言われています。

地図を見ながらお勧めルートを歩く

市内の最も標高の高い位置にある大学は、その付近一帯がユネスコの世界遺産として登録されています。この場所がお勧めルートのスタート地点です。パティオ・ダス・エスコラス[Pátio das Escolas](中庭)周辺には密集した建物が広がっています。中庭は幅が広く、平坦で、障害物がないため車いすでの移動が可能です。現時点では、本館の司祭館[Reitoria](10)へ入館するには階段を上るため補助が必要ですが、館内に入ってしまえば中は広々としていて障害物もありません。絶対に見逃してはならないのが、ジョアニナ図書館[Biblioteca Joanina](11)です。ここは、スロープを利用して入館できます。中に入ると、30万冊以上の蔵書が納められた美しい金箔塗りの書棚を見ることができます。1階には障害となるものがほとんどないためこの光景を下から観賞することができますが、上の階へ行く手段は階段のみとなっています。

Coimbra_Universidade
Coimbra - Universidade © ARPT Centro de Portugal

近くにはマニエリスム様式の建築物である、新カテドラル[Sé Nova](13)があります。ニュー カテドラルのドアの前には階段があり、車いすを利用している場合は補助がなければ中に入ることはできません。一方で、国立マシャード・デ・カストロ博物館[Museu Nacional Machado de Castro](12)では、すべての人が見事な宝石や彫像、絵画を観賞できます。この博物館のメインとなる展示の一つである、ローマ時代の地下回廊はアクセシビリティ対応ではありませんが、マルチメディアブースに行けば中の様子を360°撮影した画像を見ることができます。 

Coimbra_Sé Velha
Coimbra - Sé Velha © ARPT Centro de Portugal

この区域の道は狭くなっており、中心部(バイシャ)に近づくにつれ急勾配になっていきます。このため散策が難しくなってしまい、また、旧カテドラル[Sé Velha](6)に行くにもこの道が難点となります。旧カテドラルはコインブラの主たるモニュメントの一つですが、階段があるため補助なしでは中に入ることができません。この階段は黒いマントを身に着けた学生たちがセレナードを歌うステージとなります。特に学年度の終わり頃になると、ここでコインブラ・ファド[fado]を歌います。この歌は必聴です。旧カテドラルはアクセシブルではありませんが、市内の様々なバーでもコインブラ ファドを楽しめます。

Coimbra_Baixa_ICVM
Coimbra - Baixa © ICVM

他のお勧めは、マーケットリフト(エレベーター)[Elevador do mercado] にのって街の中心部まで行くことです。マーケット リフトに乗れば新カテドラルに近いパドレ・アントニオ・ビエラ通り[Rua Padre António Viera]まで行くことができます。街のマーケットの隣で降りたら、選択肢は2つです。緑のある場所を散策したいのであれば、右へ曲がり、アベニダ サ ダ バンデイラ[Avenida Sá da Bandeira]を進みましょう。メイン通りにはガーデンが広がり、レパブリカ広場[Praça da República]まで続いています。そこではセレイア・ガーデン[Jardim da Sereia](15)を見ることができます。とてもさわやかな場所で、サンタ・クルス公園[Parque de Santa Cruz]までつながっています。公園にはスロープがあり、多少の障害物があります。もう一つの見逃せない緑豊かな場所は、植物園[Jardim Botânico](16)です。ここはアクセシビリティに完全対応したエリアで、アルメイダ・ガレット通り[Rua Almeida Garrett]から行くことができます。また、その先にあるトマル通り[Rua de Tomar]からも行くことができます。

Coimbra_Igreja Santa Cruz
Coimbra - Igreja de Santa Cruz © ARPT Centro de Portugal

マーケットリフトを降車して、反対側(左)に向かえば、お店が多く、より活気のある街の中心エリアを見ることができます。オリンピオ ニコラウ ルイ フェルナンデス通り[Rua Olímpio Nicolau Rui Fernandes]を道なりにいくと、ソフィア通り[Rua Sofia](8)に突き当たります。ソフィア通り沿いにはコインブラ大学附属のカレッジが立ち並び、ここもまた、世界遺産に登録されています。左に曲がり、8 デ・マイオ広場[Praça 8 de Maio]へ向かうと、サンタ・クルス教会[Igreja de Santa Cruz](7)にたどり着きます。この教会の目の覚めるような美しさの戸口に思わず目を奪われてしまうでしょう。教会内は全てアクセシブルとなっています。ここには初代のポルトガル王の墓があります。このお勧めルートはポルタジュン広場まで続きます。途中にはサンティアゴ教会[Igreja de São Tiago](6)があります。ゴシック建築のこの教会はアクセシブルになっておらず、入口には階段があり、お店やテラスが集まるコメルシオ広場[Praça do Comércio](5)もあって移動の妨げとなっています。 

Coimbra
Coimbra - Rio Mondego/Ponte de Santa Clara © ARPT Centro de Portugal

お勧めルートはモンデゴ川の反対側に続きます。サンタ・クララ橋[Ponte de Santa Clara]を渡ってください。数メートル行くと、左手に13世紀に建設された旧サンタ・クララ修道院[Mosteiro de Santa Clara-a-Velha](2)が見えてきます。この建物は度重なる川の氾濫によリ深刻な被害を受けてきました。1階部分はアクセシビリティ対応です。水害の跡が残るエリアも残されており、独特の雰囲気が漂っています。このエリアにはリトルポルトガル[Portugal dos Pequenitos](1)というテーマパークもあります。広いスペースやガーデンの中に、ミニチュアサイズのポルトガルのモニュメントや伝統的な民家などのレプリカがたくさんあります。

Coimbra
Coimbra - Ponte Pedro e Inês/Parque Verde do Mondego © ARPT Centro de Portugal

それからアベニダ・イネス・デ・カストロ[Avenida Inês de Castro] を通って川沿いを進み、ショーパリノ公園[Parque do Choupalinho]で、モンデゴ川横にある緑を楽しみましょう。革新的な構造設計の歩道橋である、ペドロとイネス橋[Ponte Pedro e Inês](3)を通って川を渡ることができます。この橋はモンデゴ グリーン パーク[Parque Verde do Mondego](4)へつながっています。ここでお勧めルートは終わりです。モンデゴ川だけでなく、テラス、レジャーやスポーツアクティビティが楽しめる場所があり、本当に魅力あふれる場所となっています。加えて建築家シザ ヴィエイラ[Siza Vieira] とソウト・デ・モウラ[Souto de Moura] による建築物であるセントラル・ポルトガル・パビリオン[Pavilhão Centro de Portugal]もあります。この施設では数多くの文化的イベントが開催されています。 


計画作成 選択したコンテンツを表示して、あなただけの計画またはパンフレットを作成します。
ソーシャルネットワークからログイン
ソーシャルネットワークからログイン